【芭蕉糸手紡】バナナの同類の"糸芭蕉"とよばれる植物の茎部分の繊維を手紡ぎしたもの沖縄の芭蕉布の原材料。和装用素材。
【葛、楮手紡】葛は葛布の原材料になる。楮(こうぞ)は和紙の素になる素材でいずれも軽い。
ただし、繊維自体強くないので手織りでも根気が必要。和装用素材。
【麻手紡】
@苧麻(からむし)手紡 ラミーの原草であるからむしの茎を、原始的な繊維を手紡ぎする「苧績(おうみ)」の技術によって糸にしたもの。太古からの伝統和装素材。
A洋麻(ケナフ)、大麻(ヘンプ)手紡 苧麻と同様に洋麻、大麻を手紡した糸。
【ラミー糊付糸】ラミー紡績糸の毛羽っぽさを無くするためにコンニャク糊(不溶解性)で毛羽抑えし光沢を出した糸。比重が重くシャリ感があるので夏帯など厚地向き。
【ヨーロッパリネン】リネン(亜麻)糸であるが、晒糸は真白く毛羽少なく光沢もある。
【エジプト超長綿】綿糸の中で最高峰は海島綿(シーアイランドコットン)ですが、実質ルート販売のため、エジプト超長綿が最もシルクとは使いやすい。
【カポック】綿と同種の種子系の繊維。熱帯に生えているパンヤの木の種子から綿を取る。ソフトでヌルミ感があり、中空構造なので保温性や吸湿性も高い。
【和紙抄繊糸】ロールペーパー状に漉いた和紙をスリッターで2oから10oほどの幅にカットしトラバース巻にする。それに各種の撚りをかけて糸にしたもの。
【不織布スリット】和紙と同様、不織布を3〜10oにスリットしたもの。
【東洋紡シノン】絹と同じ動物性蛋白質であるミルクカゼインより作られる長繊維で、分類上はプロミックス繊維。生糸に近い光沢が特長で、染色性も近い。
【モヘヤタム】 ウールよりも光沢とコシがある素材モヘヤならではの素材に、ヘアリーなタムタムヤーンがある。20〜28μのキッドモヘヤが柔らかく絹交織には向いている。
【カシミヤ】 カシミヤの繊維の太さは15〜16μと細く絹の繊度に近い。カシミヤシルクやパシュミナシルクとして混紡、交織でストール、スカーフなどに利用が多い。
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