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今までは単にシルクというだけで、そのイメージとメリットを活かして売れてきました。ですが、これからは海外品との熾烈な競争の中でも、抜群のメリットがある絹製品が求められてきます。中でも高機能を付加価値にした「次世代シルク」が登場してきました。

(A)ウオッシャブルシルク

 前述の通りシルクは水洗いに非常に弱い性質を持っています。その最大の弱点をカバーするのが「ウオッシャブルシルク→」です。

(B)ストレッチシルク

 絹糸とポリウレタン(PU)はお互い滑りやすく、ストレッチが作りにくいのではありますが、いろいろな方法で、ストレッチに加工することができます。

 絹紡糸や紬糸などの紡績糸の場合は、PUが滑りまくる訳ではないので、PUを芯糸にシングルカバリングヤーン(SCY)やダブルカバリングヤーン(DCY)で作ることができます。ただし、被覆率は多くても60%程度に留まるため、染色性の異なるPUをどうカラーマッチングさせるかが問題になってきます。

一つの方法はPUでの市販の染糸を使うのも一手です。また、PUやウーリーナイロンを鞘糸に持ってきて杢糸のように見せる方法もあります。

 生糸等の長繊維は滑りが大きいので、フルカバードストレッチシルクをお薦めします。
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(C)絹不織布

 化合繊や綿の不織布は広く資材用途などに使われますが、絹の不織布というのができています。現状では、絹の化粧パフやあぶらとり紙、帯芯などに使われていますが、今後幅広い用途に期待されてます。ただ高価なことと、絹独特の水に対する弱さのためまだ発展途上です。詳しくはこちら→


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